三宅島の医療・診療所

中央診療所の診療、施設、採用情報などについてご紹介します。

  三宅島の皆さま初めまして。前任の三好医師の後任として４月から中央診療所で勤務することになりました三ツ橋佑哉(みつはしゆうや)と申します。

　島嶼での勤務は４年目となり、以前は式根島、利島、御蔵島でそれぞれ１年ずつ勤務して参りました。いずれも医師１人の小規模離島であったため、三宅島のような規模での勤務は初めてとなります。しばらくは診療を始め島民の皆さまにご迷惑をお掛けすることも多いと思いますが、どうか温かく見守っていただければ幸いです。

　私は自治医科大学を卒業後、都立多摩総合医療センターを中心に勤務し、主に循環器科(心臓を専門とする内科)に所属していました。心臓の病気と言えば心筋梗塞が有名かと思いますが、この病気は発症に至るまでに糖尿病や高血圧症など生活習慣病といわれる病気の積み重ねが影響することが多いため、これらの病気を持つ方との積極的な関わりが非常に重要だと思っています。もちろん島嶼での医療に求められるものはそれ以外にも多岐にわたるため、それら一つ一つと真摯に向き合っていく所存です。
　中央診療所では人工透析装置が昨年導入され、３月から運用を開始しました。今は一人の患者さんを対象とした初期段階で、患者さんを複数受け入れる本格実施に向けて体制を充実していく必要がありますが、少しでも早く実現できるよう引き続き努めて参りたいと思います。
　どうぞよろしくお願いします。

明るく熱心なスタッフがお待ちしています！

　当診療所のスタッフ構成　(平成２６年４月１日現在)

　　　医　　　 　師　　　３名 (常勤２名、都立病院派遣１名)
　　　看　 護 　師　　　８名 　　　　　
　　　薬　 剤 　師　　　１名
　　　放射線技師　　　１名
　　　臨床検査技師 　１名
　　　臨床工学技士　 １名